こんにちは、ママエナガです。
住宅購入を検討する過程で、資金等の都合から「中古リノベってどうなんだろう?」と一度は気になった方も多いのではないでしょうか。
「新築より安く済む」「新築並みの自由度がある」などはよく聞きますが、私たちも実際に家を建ててみると、経験しなければ分からない事や気付けなかったことが、多々ありました…(^^;)
そこで今回は実経験をもとに、見落とされがちなメリット・デメリット5選についてまとめてみました。
今まさに、中古リノベ購入で悩まれている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
意外と知らないかも、「中古リノベ」で見落とされがちなメリット・デメリット5選
メリット①リノベ次第では住宅ローン控除やすまい給付金も受け取り可能!
築年数が古い中古物件(昭和56年以前)は通常、住宅ローン控除の対象外となってしまいますが、中古リノベによって「耐震基準適合証明書」や「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」などを取得出来れば、これらの恩恵が受けられます。また、「住宅瑕疵担保責任保険」の取得が可能であれば、「すまい給付金」によって最大50万円まで給付が受けられますので、気になる物件があれば、契約前に施工業者へ適用可能かを事前相談することをおススメします。
メリット②周辺環境が事前に把握しやすい!
降雪地帯であれば除雪の頻度や、過去の災害時の被害程度、周辺の騒音環境、町内会活動など、前入居者が居る物件ならリアルなお話を聞けたりもします。内見できた際には、事前に確認しておきたいことを纏めてから臨みましょう。
デメリット①希望する住宅ローンが借りられないことがある
例えば、新築住宅だと比較的メジャーな「フラット35」ですが、リノベの内容によっては必要書類の申請に間に合わなかったり、そもそも要件を満たさない物件だったりすると、もちろん「フラット35」は借りられません。住宅ローンは借りる額も大きく、0.1%の違いで数十万円も総返済額が変わってしまうので、家本体だけでなく住宅ローンも早めの検討が吉ですね。
デメリット②フルローンの場合は住宅ローンを全額借りられないことも…
中古リノベには、「中古物件を買ってからリノベ」もしくは「リノベ済み物件を購入」の2パターンがありますが、前者の場合だと、銀行によっては融資額が制限される場合もあるようです。因みに、私たち夫婦は後者のパターンでフルローンでの借り入れでしたが、最初のローン事前審査申し込みの際、間違って前者のパターンで申し込んでいました。すると、銀行担当者から「物件の評価額(建物+土地)と、リノベ費用の半額までしか融資できないかも」との連絡が・・・
結局、こちらの勘違いだったので事なきを得ましたが、借りる方の業種の安定性や他の借金の有無、収入に対しての返済比率など、色々な条件があるようですね。
デメリット③物件を先に決めてしまい、思わぬ後悔・・・
これは施工業者から聞いた実話なのですが、他のお客さんで「中古物件を買ったが、住んでみたら寒すぎてとても生活できない」と、購入後にリフォーム依頼される方も多いとのことでした。最近は中古物件サイトを見ていても、内装はリフォームされて見た目は綺麗だけど家の作りは昔のまま、なんていう物件が増えてきた気がします。想定外のリフォームや暖房費でかえって高くついてしまうこともありますので、目に見える住宅購入費用だけでなく、ランニングコストも含めたトータルのバランスも意識しておくと、後悔も少なくなるのではないでしょうか。
まとめ:信頼できる業者との事前相談がおススメ!
いかがでしたか?他にも紹介しきれないメリットは色々ありますが、そちらはまた別記事でご紹介します。
総じて言えることは、「早めに相談できる施工店を見つけておくこと」に尽きると思います。私たち素人では分からないことも多いので、良きアドバイザーが居れば上記のような後悔も劇的に減っていくのでは無いでしょうか。
決して安くない住宅購入、後悔がひとつでも少なくなるような記事を今後も発信していきます。
あなたのマイホーム計画に幸あれ!
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